「フィンランドに住んで、フィンランド語うまくなりましたか」に対する私のおへんじ

2016年3月13日






いまフィンランド人の彼氏もしくはダンナさんがいるので将来的にフィンランドに引っ越そうと思っているのだけれどというケースや、将来フィンランドに住んでみたいとか留学してみたいという方にで圧倒的によくご質問うけるのが、

「フィンランドに住んで、フィンランド語は上達しましたか?」

ってやつです。


私の場合は、YESです。
引っ越し前のワタシと比較すると、今のほうがずっとフィンランド語は上達したとおもいます。

引っ越したことで、必要に迫られたので、覚悟してハラくくって勉強したからです。。

フィンランド語ができなくても死ぬことはないけれど、フィンランドに住んでいる以上、できたほうが圧倒的に生きていきやすいので、自分の脳みそをはげましつつやる気をかきあつめて勉強しました。

だって、アレですよ、フィンランドに住んでなかったら、いくらダンナがフィンランド人だろうが、そこまで必死にフィンランド語勉強する必要ないですからね。

私はもともと別にフィンランド熱があったわけでも、フィンランド語って言語に特に興味があったわけでもないので、もしまだ日本にすんでいたら、フィンランド語ができるようになりたいってののモチベーションは、フィンランド人ダンナのたまに発するヤツの独り言やら読んでる本をを理解したいだとか、年に数度フィンランドのダンナ実家に行くときにダンナ両親や親せきとフィンランド語でしゃべれるようにしておきたいってくらいのものだったはず。
そのくらいの「できたらベター」レベルのモチベーションだった場合、日々のバタバタの中でやる気は発生後5分後くらいには蒸発してたかもなとおもったりしてます。




「フィンランドに住んで、フィンランド語は上達しましたか」

ってご質問に、

「フィンランド語に朝から晩までかこまれた環境で暮らしていると、それだけで自然にフィンランド語は身についてきますか?」

って意味が含まれてるってことに、ある日きがついたんですが、それについては、ヒトによると思います。世の中にはすんごい言語脳のヒトってのもいるからです。

言語脳ってのは私がいま勝手につくりだしたコトバなのでアレなんですけど、ようするに、オトナであっても乾燥スポンジがみるみる水をすいあげちゃうような勢いで新しい言語をマスターしちゃったり、知っているのはほんの少しの単語だけなのにカンがすごいよくて全体の意味は把握できててコミュニケーションもとれちゃうとか、そういうヒトのことです。

ひらたく言えば、言語が得意なヒト、向いてるヒト、とでもいえばいいんですかね。。


歌をうたうのがうまいヒト、絵をかくのがうまいヒト、すんごい暗算ができるってヒトがいるのとおなじように、コトバを学んだりあやつるのがうまいヒトってのがいるのです。

こういうヒトの場合、どんなインプットもアウトプットもするするスムーズだし、スピーディー。でもって、インプット&アウトプットのプロセス自体が本人にとって快感だったり楽しかったりすることも多いので、よけいインプットがすすみ、プラスの連鎖でどんどん前にすすめちゃうわけです。

彼らは日常の暮らしの中で耳にするコトバ、目にするコトバをどんどん自然にひらっちゃって、それをうまいこと脳内で整理しつつストックしていっちゃう。
でもって、そのストックを組み立てるのもうまいもんだから、けっこうあっさり文章にしてしゃべれちゃったり、書けちゃったりするわけです。

だから、そういう人の場合、フィンランド語であろうが何語であろうが、とくに必死に勉強せずともけっこう自然に身についちゃったってのもアリだと思います。


「じゃ、スーパー言語脳じゃない、フツーのヒトの場合、どうなんですか?」

って、いう疑問がいまふつふつと湧いてきた方もいらっしゃるかもしれないので、そういう場合について一言でコメントすると、

『スーパー言語脳のヒトほど、スピーディーかつ苦労レスにはいかない可能性大』

ってこと以上なんともいえません。なんのひねりもない回答で申し訳ないです。。。




ここで思い出したんですが、外国に引っ越した日本人のお友達がよく、

「なんとかサンは在住3年目なのにもうペラペラなの。それにひきかえ私なんて語学学校通ってるしもうすぐ8年もすんでるのに全然ダメでさ。。。」

とかいう話をしていて、あー大変努力して苦労もしてらっしゃるのね、どこの国に引っ越してもやっぱコトバで苦労ってのは避けて通れないもんなのねと胸いたむキモチで聞いたりしてます。


で、そういうとき私が思うのは、

コトバもだけど、なんでも何かに向いてる人は習得が早いもんなんじゃない?
たとえばピアノをおんなじ年に習い始めたのに、A子ちゃんは一年でアレもこれも先生並に弾けるようになっちゃったけど、B夫くんはまだ最初の基礎練習みたいのやってるとか。

きっとそのナントカさんはそのA子ちゃんタイプのヒトなんじゃないの?

で、たとえ一年してもまだ基礎練習してるからといって、イコールB夫くんがダメ男ってわけじゃなく、A子ちゃんとくらべたらB夫くんはまだそこまで進んでないってだけの話で、だからなんだって話なわけです。

もし、『A子ちゃんよりうまくピアノをひく!』とかいうのがB夫くんの最終目標なら話は別なんだけれども、もしB夫くんがピアノを練習する理由が単純にピアノですきな曲をひいてみたい、自分がおもうようにピアノをひいてみたいっていうのであれば、

A子ちゃんの出来と比較しなくても、よくない??

B夫くんが前より今のほうがうまくひけるようになってるっていうのじゃ、ダメ??


外国語習得の話でもおんなじロジックで、

自分が外国語を勉強している理由が、もっと不自由なく意思疎通できるようにになってお友達とストレスなくおしゃべりしたいとか、興味のある雑誌や本やらをスラスラそんなに辞書しょっちゅうひかずに読めるようになりたいとか、そういうのであれば、他のヒトがどれくらいできるかと比較する必要はないんじゃないかなと、わたしは思います。

どうしても自分の成長を比較って方法で把握したいなら、他のヒトと比べるんじゃなく、きのうの自分、去年の自分と比較するほうが正しい比較なんじゃないかしらん。。

もちろん、こんなことえらそうに書いてますが、私もよく「あー、A子ちゃんはこんなに色々できて、いいなあー。うらやましいなあー」と思ったりします。

そうやってクヨクヨ系比較の呪いに飲み込まれてしまいそうなときは、必死で「A子ちゃんよりうまくやることが目標じゃないんだから」と、私のココロの中のB夫くんをはげまして乗り越えてます。。




そんなわけで、だいぶながくなっちゃいました。そうそう、フィンランドに住んでたら、フィンランド語がうまくなるかって、話でございましたね。。。

今日私がいいたかったのは、もしあなたがA子ちゃんタイプならラッキーだけど、B夫くんであったとしても、ぜんぜんオッケー!ってことです。

2人ともそれぞれのペースで前に進んでいるってだけなんだから。
それ以上でも、それ以下でもないんですよ。

それじゃ、また!

にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ

まだフィンランドに引っ越して二年半ちょっとのクセにあれこれ知ったかぶって書くことにそれなりに罪悪感的なものを感じたりもしてるんですが、ま、わかる範囲でかいてるんだからいんじゃない、くるしゅうないかもよと思っていただける方がおおければ、今後もがんばって書いて行ける気になるかもしれないので、応援クリックで書いてもオッケーコールしていただけるとうれしいです。↑


コメントを投稿

Latest Instagrams

© Kato@Oulu. Design by FCD.