フィンランド製 チョコバナナ寿司

2014年9月9日



週末に、チョコバナナ寿司を食べた。

オウル市内には寿司を出すお店が何軒かある。
そのうち寿司屋を名乗っているところが2軒あって、そのうちの一方『Yuki Sushi』のメニューにこのバナナ寿司がある。

読み応えのあるグルメレポートとか書いてみたいし、そこには世界遺産・和食の外国における独自の進化についての示唆に富むインテリな考察もちりばめたりしてみたいんだけど、まどろっこしいんで最重要結論だけ先に言わせていただくと、


「そこまでヒドクはなかった」

自分でもぜひ再現してみたいと思うほどおいしくはなかったけれど、
まずくもなかった。



現物の姿は上の写真をご参照いただきたい。
お皿の上に創作フレンチ風に散らされたチョコソースとはちみつの上に、バナナを巻いた太巻きサイズの海苔巻きがならび、巻かれたバナナを覆い隠す程度のチョコがその上に乗る、というシロモノだ。

味は、

チョコと、バナナと、酢飯の味。。。

この3者が口の中で渾然一体となるとすごいケミストリーを起こす。。。ということはなくて、ただひたすらに、チョコとバナナと酢飯の味がした。

チョコとバナナはまだいいとしても、酢飯ってあうんだろうかというのが最大の疑問だったのだけれど、よく考えたらチョコとバナナの組み合わせがすでに甘ずっぱいのだ。だからそこにほんのり甘味のある酢飯が加わっても、そこだけ浮くということはない感じ。




このとき同席したダンナがすんごい欲しがるので一切れあげたのだけれど、ひとくち食べて、

「おいしい。もっと食べたい」

と言って、自分用にももう一皿注文していた。


ちなみにこれはダンナだけの反応なのか、他のフィンランド人はどうなんだろうと思って、友達やら家族やらにもこのチョコてんこ盛りの太巻き写真を見せて反応をうかがったのだけれど、みんな、

「おいしそうじゃん」

と言っていた。
ある友達(フィンランド人女子30代)なんかは、

「魚とか野菜のスシは嫌いなんだけど、これならおいしそうだから食べてみたいかも」

とのこと。
(ちなみに彼女が唯一食べられるお寿司はお稲荷さん)


思うにこの「甘いチョコ&ごはん=おいしそう」の感覚は、クリスマスにフィンランド人が砂糖やらジャムをかけて食べるお米でできた甘いおかゆ、『リーシプーロ』を食べて育った人々の感覚なのかもしれない。(リーシプーロについては過去記事『クリスマスはおかゆとミッコ伝説で』をご参照ください)


まあ、言われてみればお稲荷さんだって、かなり甘いものね。。
お稲荷さんの皮ならいいのに、なんでチョコはだめなんだって話なんだろうな。。

お客さんが食べたいモノ出すのが客商売、お客さんがチョコかけてほしいっていえば、かけるのがプロってもんなのかもね。。

世界無形文化遺産のマークちらつかせた和食のマスターが
『和食には、チョコはかけませんっ!!』
とか一生懸命くちからツバとばしながら力説したって、フィンランド人が食べたがれば、フィンランドの寿司屋にはこういうのならぶんだろうな。。


ちなみに、このチョコバナナ寿司を私たちのテーブルに運んできてくれた店員さんに、

「ワタシ日本人なんですけど、チョコバナナ寿司食べるのはじめてなんです」
と、日本じゃありえないですよこのメニューアピールしたら、

「え?コレ、日本にはないんですか?」
とおっしゃっていた。。
まあ、いいんだ、知らなくたって。。



オウルに住む日本人の方はここのお寿司やさんたぶんよく行かれると思うんですが、チョコバナナ寿司をわざわざ食べられた方はそんなにいないかもと思ったので、レポートしました。



今日はどうもなんとなく体に生気がなく文章もしなびた感じになっておりますが、「そういう日もあるよね!」とおおめに見ていただけると幸いです。


それでは、また!



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