趣味は水はけ調整と光合成。

2014年5月22日



「趣味をもつことは、健康的に生きていくためにたいせつなことです。」

と、ショートヘアにレギンスできめたフィン女子先生タルヤが言った。

以前も書いたけれど、私の今行っている移民向けフィン語学校では、フィン語以外に2科目教えてくれる。フィンランドの歴史・経済・政治などについての純・社会科的授業と、フィンランドで暮らしていく上で具体的に知っておいたほうがいい知識やフィンランドの文化などについて教えてくれるサバイバル社会科的な授業だ。

で、タルヤは後者、サバイバル社会科のほうを教えてくれている。

その日のトピックは「健康的な生活と、不健康な生活について。」

模造紙に絵やらマインドマップやら書いたり、ディスカッションまぜたグループワークなどをちりばめつつ、どういう生活をしたら病気にならずに暮らしていけるかを各自考えるという授業だ。

常識でわかりそうなこんなトピック、わざわざなんで授業で…と思うかもしれないけれど、病人の治療費に税金をあてるより、病気にならないようにするための教育に税金をあてたほうがフィンランド国としては得策だと思ってるってことかもね、と私は思った。

移民にはちゃんと健康体をたもってもらって、いつか稼いで税金おさめてもらわないとならないのだ。。

そんなわけで、移民が特にかかりやすいとされる「心の病」についても、タルヤしっかり言及。
その中で、心と体の健康のためにも趣味が大変大切であると、タルヤ、力説。


「みなさん、趣味はありますか?趣味で気分転換してストレスを軽くするだけでなく、趣味を通じて新しいお友達をつくることも、心の健康をたもつために役立ちます」

「自分の国にいたときは趣味があったけれど、フィンランドに来てから(ギアやフィールドや同好の志がいないなどの理由で)趣味を続けられなくなって、今は趣味がないという人はいますか?」

「フィンランドの人はどんなことを趣味にしているか知っていますか?新しく趣味をもちたいと思う人の参考になるように、みんなで一緒にみてみましょう。」


という感じで、授業は進んでいったワケなんだけれど、


フィンランド人の趣味一覧図の中に、川を棒で竹馬式に渡るナントかというのがまぎれてたのが印象深かった。。ツッコんだけど誰もとりあってくれなかったのが、残念であった。




で、ワタシの最近の中でホットな趣味はコレですというのが(すみません、ここまで前置きでした)、植物栽培である。




草花の苗を売ってる店だとか、ホームセンターのガーデニングコーナーに足しげく通い、

うちの裏庭に移植したい植物たちを物色。




今の時期は、寒くてもけっこういけるんだけれどその割にカラフルで花が大き目のものが店頭のメインキャラとして鎮座している。





パンジー系鉢植えとかマリーゴールド系などが、王道。

王道系のパンジーつりさげ式(25~30センチくらい)ひと鉢、20~25ユーロくらい。
パンジー小1株のみだと1~3ユーロくらい。





木の苗も、これからの時期に植える人多いので、ドンとスタンバイ。

キラキラした葉っぱが盛大に出てくると、動物でたとえるなら「かわいい盛りの子犬」状態になって、ほしがってくれる人がたくさん現れるのだろうけれど、今はなんせ割りばしだからね。。

こういうまだちょっと見栄えのしない皆さんの場合、「大きくなったらこうなります」解説パネルをたよりに買うか買わないか検討するのだけれど、結局めんどうくさくなって店員さんにアドバイス求める人多数。

ちなみに店員さんはどこの店も植物園の学芸員さんかってくらい超きめ細やかなアドバイスをしてくれるので、毎回感激する。






今年は垂れる系に力をいれて栽培したいと思っているので、この日も垂れる系をメインに苗などを買った。

裏庭でただのモノ置きになっていたグリルにはグリル人生にいったんピリオドを打って隠居していただき、プランター職に天下りしていただいた。




裏庭のテーブル上ではアボカド3兄弟がなかよく生育中。
寒い日は家の中に入れるけれど、晴れている日は外にだしている。

この3兄弟、スーパーの野菜コーナー出身だ。
この冬に実をたべた後のタネを植えたらこうなった。

ほんと、この冬の私の趣味といったら、アボカドの水はけ調整と、いかに一瞬でも長く光合成させるかの試行錯誤作業だったといっても過言ではない。
時間さえあれば平気で一時間でも二時間でもアボカドをいれたガラス温室(温室というか箱だ)の前にすわって注視しているので、よくダンナに

「熱帯魚か!」

と言われたものだった。。。




アボカドって、芽がでてくるときタネがまっぷたつに「パか」とわれる。

タマゴが割れて中からヒヨコがでてくるみたいなので、アボカドが発芽することを「卵がかえる」と言っていたのだけど、こないだ友達に「なんかエイリアンが孵化するみたいでキモチわるい」と言われた。

ヒドイ友達だが、言われてみるとほんとそういう風に見えてくるから、ワタシも薄情なもんだなと思う。




アボカド以外にも、タネはいろいろな種類のをスタンバイ。

うちの裏庭はせまいのだが、ダンナ父の実家が元農家なので、農地がけっこう潤沢に使いたい放題なのだ。土がたくさん必要なイモもニンジンもカボチャもレタスも植えちゃうし、今年はコルジェットも植える予定。

苗に育ててから畑に植えたいグループは、ただいま裏庭の温室で生育中。




温室内では、冬のあいだウサギにかじられて命からがらだったイチゴたちも養生中。

イチゴは鉢植えのままそのへんに置いて冬越しさせてしまうと、根がすっかり凍って死んでしまうことがあるので、鉢ごと地面にうめて落ち葉と雪をかぶせて冬越しさせたのだった。


いまイチゴとアボカドの次に熱心に注視しているのは、こちら↓



冒頭写真の、オダマキ。

フィンランドでは日本出身のオダマキが園芸種としてけっこう人気で、大き目のホームセンターや花屋さんではたいていおいてある。
白とか青紫のが王道だけれど、たまに赤とかエンジ、八重のを見かけることもある。

寒くてもけっこう大丈夫だし、日陰でもけっこういけるから、フィンランドでも育てやすいのだろう。


うちのオダマキは、ダンナ母が育てている紫のオダマキの種を去年たくさんあつめておいたのから発芽させた。
本当は北海道の実家のオダマキの種を植えたかったのだけれど、うちに住んでいる空港職員が

「植物の種の外国への持ち込み/持ち出しはよくないです」

とか言い張ってうるさいので断念した。
家庭内に仕事を持ち込まないでほしいわ。。




というわけで、急に緑の季節になってきたフィンランドの裏庭レポートでした。

それでは、また!



にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ
楽しんで読んでいただけたら、クリックしていただけるとうれしいです↑

コメントを投稿

Latest Instagrams

© Kato@Oulu. Design by FCD.