「Life in Japan」 外人ダンナに日本語&日本習慣を一夜漬けさせるのに便利な本

2014年3月19日



ふだん私たち夫婦は英語とフィンランド語でしゃべっている。
だから、うちのダンナはヨメが日本人であるにもかかわらず、日本語が全くできない。

ヨメが日本人なら日本語聞く機会も話す機会もそれなりにあるんだろうから、あいさつ+アルファくらいいけるんでしょ?って期待されることが多いのだけれど、うちのダンナの場合ほんとにまったく全然できない。

けれどこれは、日本に興味がないとか、私の日本の家族友人と仲良くしたいという熱意が低いとかいうことではなく、単に外国語の勉強がそんなに得意ではないというだけの話なのだ。だから普段は「まあ、そういう人もいるよね」と軽く流しているんだけれど、今週はさすがにそうも言っていられなくなった。

というのも、
私の弟が結婚することになり、その結婚式のために明日からしばらく日本に行くことになったのだ。

しかも、挙式が神社らしいのだ。

結婚式当日に絶対必要であろう基本日本語会話もだけれど、「縁起悪い・いい」とかいう日本独特なコンセプトやら、ご祝儀等々の冠婚葬祭独特の風習などなど、日本ではこんな風にいろんな物事進むからそこんとこヨロシク、というブリーフィングが必要になった。

ダンナ本人によると、神社って何ってとこの説明は別にいいらしいんだけれど、ご祝儀の相場はいくらなのかとか、なんでピン札じゃなきゃだめなのかとか、なんで銀行振り込みじゃダメなのかとか(フィンランドの結婚祝いは、モノが多いけれどお金にする場合は銀行振り込みが結構普通。招待状に口座番号が書いてあるので、そこに振り込む)、なんでお札の数が偶数じゃだめなのかとか、色々ちゃんと聞きたいらしい。

ぐおー、めんどくさいとこ突っ込んでくるな、ダンナよ!!

そういう人は自習!自習!

というわけで、本棚の奥からひっぱりだしてきました。ダンナの自習教科書。。

その名も「Life in Japan」

「タビトモ会話」シリーズ、本来は海外旅行の旅先で使う外国語フレーズ集的なものらいしのだけれど、その逆バージョン、外国人が日本に来た場合に使う日本語フレーズ集的なものがコレ。



しかも、英語訳にカタカナがふってあって、日本人が読んだ場合でもどう発音すればいいかわかりやすい仕組みになっている。外国人の奥さん・ダンナさんが、この本片手に自分のダンナさん・奥さんやお姑さんやご近所さんと会話できるようになっているようだ。

ページを開けば、イラストと漫画と解説モリモリ。
本を開いたら5分とたたず昏睡状態に陥ってしまううちのダンナのようなタイプの人には、もってこいだと思う。

しかも、よく使うあいさつなどは「カジュアルな表現」と「フォーマルな表現>丁寧語」が両方書いてある。これで、ダンナがうっかり私の元上司や恩師に「じゃあねー」とか「ごめんねー」口走ってしまってあたりの皆さん顔面蒼白ってのを防げるはずだ。。

旅行者向けではなく、生活者向けの本書、暮らしの中で発生する各種ライフイベント関係のボキャブラリー、フレーズも豊富。

とりあえず結婚式のところをダンナに熟読するよう指示。

温泉も行くかもしれないので、温泉のとこも自習していただく。

男湯・女湯に分かれてる場合、私がついてっていちいち現場で解説できないからね、ちゃんと勉強しておかないとテストに出るどころか、そのへんのオッちゃんにどなられたりするかもしれないよ、とオドスことも忘れない。

それにしても、健康的な温泉入浴マナーとか、脱衣所に入ってからのフロー解説だとか、お役立ち情報度が高すぎてハナ血がでそう。



ハナ血もののお役立ち情報はまだ続く。
そうそう、日本に行ったときに知っておかないと困る情報ランキング3位以内確実なのが、この、「誰かのお宅におじゃまする系マナー」

ざぶとん踏んじゃだめ!
タタミのふちっこも!
床の間にモノ置くな!
などのNGアクションの解説に加え、手土産持ってったほうがいいのかそうでないか、どんなこと言いながら渡せばいいのかの解説とかがカユイところに手が届きすぎてて、ほんと、この本の存在こそ「日本人の(外国人への)心配り・気遣い」の塊なんじゃないかと思えてくる。

それにしても、「おあがりください」とか、日本語が美しすぎてまたハナ血がでそうになった。


「今日はポイント2倍デーです」

とか

「これよりお惣菜全品2割引きです」

とか、めっちゃめちゃ実践的&実用的だな。。

もしいつかうちら夫婦が日本で暮らすようなことがあったら、ダンナにはぜひここらへんのフレーズも使いこなしてもらいたい。



それにしても、この本はボキャブラリーが実用的すぎるだけでなく、解説コラムがホント面白い。
引っ越してきた後のあいさつ回り、どこまで回ればOKとか、この本のフィンランドバージョンがあれば私のフィンランド生活は150倍らくちんになるかもしれない。


旅行したり、生活したりだけでなく、働く場面で使うフレーズ、ボキャブラリーもたくさん紹介されている。

応接室の席次とか、エレベーターでの立ち位置とか、改めてこうやって英語でコラムになってるのを読むと、日本のワーキングカルチャーってほんと独特で不思議でおもしろいなあと思う。



この本は単語やフレーズだけでなく、解説コラムも全部英語で書いてあるので、


「外国人になんか質問されたんだけど、英語でなんて説明すればいいのかわかんないよ!」という人にも大変お役立ち度が高い本なんではないかと思う。

ちょっと外国のお客さんが来る、ちょっと海外出張で名刺がいる、、というときでも、会社の部署名や肩書、担当業務の説明だとか、そういうのを言うのに必要な英単語がけっこうたくさんのっている。

日本人にも役に立つ…という意味で言えば、観光関係・宿泊施設関係の人も、けっこう役に立つかもしれない。外国人のお客さんがきたとき、どんな言葉をかけていいか迷うとか、予約確認メールが来たんだけど、どういう返事書いていいか困ったとか、そういう話をよく聞くので。






ともあれ、ブログは今日はこのへんまでにして、日本ゆきの荷造りしにいってきます。

日本でフィン人ダンナがどんなことを実際に口走ったのかは、また後日ご報告します。


それでは、また!


【今日ご紹介したフィン人ダンナお役立ち本】
Life in Japan 日本で暮らそう (絵を見て話せるタビトモ会話) ジェイティビィパブリッシング
たとえばAmazonではこちらにありました→Amazonサイト





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