納豆の好きなフィンランド人のはなし

2013年12月23日


私は納豆がすき。

どれくらいすきかというと、以前納豆をおもうぞんぶん食べられる環境にいたとき(つまり日本に住んでいていたとき)、朝昼晩毎食納豆を食べていたくらいだ。

仕事場でのお弁当には、厚焼きタマゴにとじて持って行っていた。
最初は抵抗をしめしていた当時の同僚たちも、私の辛抱強い布教の結果(ひとくちづつ試食させてあげてまわっていた)、しばらくして自らお弁当につくって入れてきた人もいて、そのときは布教のかいがあったとしみじみしたものだった。

今年の春に退職するときには、元同僚たちが「手作り納豆キット」をプレゼントしてくれた。

いただいたその納豆手作りキット、ぱっと見は玉手箱サイズの発泡スチロールのハコ。マジックテープで開け閉めできるようになっていて、温度計がささっている。「Natto no Moto(納豆の素)」となぜかローマ字で書いてある納豆菌(粉末)入りだ。もちろん納豆作りの心得が書いてある紙も入っている。

(うまく説明できないので実物の写真をご覧ください。↑)


フィンランドに引っ越したら納豆を思う存分食べられないであろうと気遣ってくれるのは、元同僚だけでなく、私の両親もである。

こないだは母親がわざわざEMSという超特急エアメールで納豆を12パックも送ってくれた。EMSは日本で発送したらたった3日でフィンランドに着くという、超ハイスピード、超高級(送料超高いから)な海外小包発送方法だ。

到着した日にダンナと一緒にひとりふたパックづつ、カラシを入れてむさぼり食べた。



そう、うちのダンナはフィンランド人なのだけど、納豆が好き。


どれくらい好きかというと、ホテルの朝食バイキングに納豆があると「ひかえめにしたから」といいつつお盆山盛りに10個以上もって来るし、コンビニにいくと日本語読めないはずなのにいち早く納豆巻きを探し当て、3-4本おやつに購入していたほどだ。

以前私の実家に泊まりにいったときも、朝ごはんのテーブルに納豆が出ていれば嬉々としてかきまわし、ごはんに洪水のようにかけて食べていた。

既述のとおり私もけっこうな量の納豆を食べるので、そんな私たちを見ていた私の両親は、
「さぞかしこのふたりはフィンランドで納豆に飢えているにちがいない」
と心配してくれているようだ。





「外国人は納豆がたべられない」

そう思っている人って、けっこう多いと思う。実際たべられない外国人も多いと思う。

私もはじめてダンナに「これ食べたら?」とすすめたときは、ダメかもなと思いながらすすめた。
(でもどんぶり一杯すすめた)

そしたら案外、「おいしい」といってずるずる食べはじめた。
最初は私のゴキゲンをとるための演技かと思ったけれど、そうでもなさそうな量を食べていたし、ほんとにイヤなときはイヤというヒトなのでほっておいたら、いつのまにか納豆だいすきなフィンランド人になっていた。




今年のカト家のクリスマスのひそかなプロジェクトは、納豆をクリスマスのごちそうのラインナップに加えること。納豆手作りキットを使いこなし、ちょっと感動ものの納豆をつくってみたいと思う。

キットに入っていた「納豆作りの心得」に
「納豆の保温には付属のホッカイロをつかうべし」

と書いてあったので、きまじめな私はそれを「ホッカイロの在庫がなくなった日が最後の納豆の日」宣告のようにうけとめて、今日まで思い切ってホッカイロのふくろをびりっとやぶいたりできずにきたのだけれど、

「ホッカイロがなくなったら、サウナで保温すればいいから大丈夫」

という納豆好きフィンランド男の力強い助言により、とうとうおとついくらいに腹をくくることができたということの次第だ。
(うまくできたらレポートしますので、あんまり期待せずにまっててください)




納豆以外のクリスマスの準備もちゃんとそこそこしている。
といってもヨウルクーシ(クリスマスツリー)を飾ったくらいなんだけれど。。。

ヨウルクーシは、プラスチックなどでできたニセモノと、本物の木でできたのの2種類でまわっているのだけれど、本物の木を使う家がけっこう多い気がする。

木は露店(というか道ばた)でも売っているけれど、ホームセンターの植木コーナーなどでも売っている。




左側の丸いパイプみたいなのは、木にネットをかけるマシーン。
ネットがかけてあった方が車にのせやすいし、枝が折れにくいらしい

けれどネット済みの木は枝ぶりがわからない。枝ぶり見てから買いたいというお客さんも多いからか、ネットなしの状態でならべてあることが多い。お買い上げ後、もって帰るときにネットをしてくれる。




ネット済みの木はこんなかんじ。
ネギのよう。



ネットはけっこう丈夫。





ネットマシーンを持ってないような小さい露店で買った場合、こうなる。
ネットなしで車の中にのせるのは至難のわざなので、トレーラーにのせたり、車の屋根にのせたりしてもってかえる。

家の中に飾るときは、固定用の「足」をつけるのだが、これはただ立てておくためのものでなくて、花瓶の役割もはたしている。
「足」には水を入れられるようになっていて、毎日水を足す。
猫がよくそこで水を飲んでいる。





納豆がうまいことできたら、ネコにもちょっとあげてみようと思う。意外といけるかもしれない。



それでは、また!



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